Me time 〜後編〜 女優・モデル 中村 里帆さん

『me time』（前ページ）でヘアチャレンジに挑戦していただいた女優・モデルの中村 里帆さん。「髪が生き返って、天使の輪が久しぶりに出来ました。髪質も柔らかくなって嬉しいです。自分では髪が太いと思っていたのですが、実は細くて量が多いことが分かりました。髪質改善のためにはホームケアが大切とアドバイスをいただいたので、自分でも頑張ってみようと思います。いつもお世話になっているのは男性の美容師さんなのですが、飯作さんは女性同士、悩みを分かってくださり、お話もしやすかったです。女性像も大人っぽくなり過ぎず、等身大のナチュラルさがあってイメージ通りでした」


HAIR& MAKE-UP: Sari Hansaku（SYAN）
STYLING: Yoshie Dohken
PHOTO: Kazuki Enomoto
MODEL: Riho Nakamura
Necklace Folk/N Ring ReFaire/UTS PR（tel:03-6427-1030）

モデルから女優へ活躍の幅広げ

中村さんは、2013年『nicola』 の専属モデルとしてデビュー。現在は『Ray』の専属モデルをはじめ『mini』『美的』など人気雑誌で活躍しており、透明感あふれる美肌が印象的な21歳。あらゆるジャンルのファッション、メイクをこなし、同世代の女性を中心に支持を集めている。

昨年から女優としての活動にも力を入れており、ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』や『監察医 朝顔』など話題作にも多く出演し、注目度も上昇中。今年放送されたドラマ『シンデレラはオンライン中！』では初主演も務めた。

「ラブコメが好きだったので、『まさか自分がヒロインをやれるなんて！』と、嬉しかったし、台本のどのページにも自分のセリフがあって感動しました。こんなにも一つのことについて長く考えたことがなかったので、撮影中は充実していました。今後の自信にも繋がった作品です」

実は、高校生の頃、演技のレッスンは好きではなかったと言う。

「でも、受かりたかったオーデションに最終で落ちてしまい、負けず嫌いのスイッチが入ってしまったのです。その時は、悔しさを消化したいという思いだけで頑張ったのですが、色々な作品に出させていただく中で、演じることの魅力を感じ、将来は女優メインでやっていきたいと思うようになりました」

コロナ禍で感じたエンタメの必要性

ドラマの視聴者から届いたメッセージ にもやりがいを感じたと話す。

「『シンデレラは…』は大学が舞台のドラマだったのですが、コロナの影響で入学してから一度も大学に行けていない女の子から『私も夢見ていたキャンパスで恋愛をしている気持ちになれました』とコメントをいただきました。こういう時だからこそエンターテイメントの力は必要だと思うし、私も誰かに元気を与えたり、心の支えになれているのであれば嬉しいです」

今後やってみたい役柄を尋ねると、「髪型でいうとオン眉に憧れているんです。そういう髪型が似合うような個性的な役も演じてみたいですね」。

クリエイターとしての一面も

中村さんは話の中でクリエイターとしての一面も覗かせる。その一つが写真。

「一眼レフとフィルムカメラを持っていて、友達を撮影するのにハマっています。お仕事でフィルムだけで撮影していただく機会があり、色合いや雰囲気に魅力を感じたことがきっかけでした。私、撮るのが得意なのかもと思っているのですが、リアクションも大きいって友達に言われます。『可愛い、可愛い』って自然と声が出ちゃうんですよね。いつか女の子だけを撮った写真集を出してみたいです」

そして、もう一つは音楽。

「最近、ギターを買ったのですが、昭和歌謡が大好きなので、弾き語りをしながら歌えるように練習中です。よく聞くのは中森 明菜さんや山口 百恵さん、チェッカーズさんの曲。魅力は歌詞です。一本の映画を見ているように、情景が浮かんできます。上手く歌えるようになったらSNSで公開できたらいいなと思っています」