AVEDA × ALPHA SALIDA

社員の手荒れをきっかけに
アヴェダ全製品をラインナップ

ー7年前にアヴェダを導入されたきっかけをお聞かせください。

杉山　アヴェダが日本に上陸した時、「長野で展開するならALPHAで」と蒲生会長から強く勧めていただいたこと。また、ツアーでヨーロッパやアメリカのアヴェダサロンを視察し、導入サロンのオーナーさんから「必ずお客様に喜んでいただける」「他店と差別化ができる」などメリットを伺ったことがきっかけでした。しかし、本物のオーガニック製品＝コストが高いというイメージがあり、しばらく躊躇していたのですが、社員の手荒れに後押しされました。アヴェダを全製品揃えれば社員の健康管理にもなるのではないか。実際のところ、手荒れで悩むスタッフが少なくなりました。それは当然、お客様にも喜んでいただけること。「これは本物だ」と説明しなくても伝わっていくものだと思い、最後は悩むことなくトライすることができました。

ー店舗は2020年に「第33回 長野市景観奨励賞」を受賞されていますが、アヴェダの世界観とも調和していますね。

杉山　この店舗を建てたのは約20年前になります。長野の山並みや空に溶け込むよう全国的に有名な長野の設計士さんにお願いしました。今になって表彰されたのは、スタッフが植栽や庭といった外観を徹底的に整えていることが評価されたのだと思います。お客様は2時間近く滞在されるのでリラックスしていただけるよう、内装にも土や木などできるだけ自然のものを使い、そこでアヴェダが提唱している可能な限り自然界由来成分を使用した製品を提供する。アヴェダ導入前にセッティングが出来ていたわけですが、お客様に「本物を提供したい」という私の長年の思いが実現できたと感じています。

杉山　オールターゲットです。川中島は長野オリンピックを機に開発された街。新興住宅地 が増え、近年はコロナの影響で東京から移転した企業も多く、県内で最も人口が増えた地域だと思います。

外谷　創業時からの顧客も多いのですが、新規では小さなお子様のいるファミリーが増えています。お子様と一緒に使える安心・安全な製品を探している方が多く、色々なものを試してアヴェダにたどり着かれた感じがします。

地域性に合った製品が好評で
店販購入率が50%にまでアップ

ー製品の良さや導入後の変化をお聞かせください。

外谷　アヴェダを導入してから店販の購入率が50%までアップしました。アヴェダの製品は個性がわかりやすく、季節やお悩みに合わせてアプローチがしやすい。長野は標高が高いので通年を通して紫外線量が多く空気も乾燥しています。多くの製品にUVケア成分が入っていることや乾燥ダメージに対応したアイ テムがあるので気に入っていただけます。またヘアケア以外にもハンドクリームやパドルブラシなどギフトとしても人気があります。特にコロナ以降は香りがしっかりしている製品が動いている印象があります。「このシャンプーとこのコンディショナーを使うといい香りになるよ」とお客様から教えていただくこともあり、それぞれカスタマイズを楽しめるのも特徴かなと思います。ホームケアは継続することが大切ですが、クセ毛の方、ボリュームにお悩みの方は変化が一番大きく出ていると感じます。自然派なのに効果が実感できる、環境に配慮した製品を使うことで社会貢献もできるという価値を感じられているようです。

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教育・営業サポートが魅力

ーアヴェダサービスによる教育・営業サポートの魅力について教えてください。

杉山　今は商材の進化が早いので、私が出来 ない部分での教育をしっかりやってもらえるのは大きい。若いスタッフが毎月の講習でスキルアップをし、お客様にアプローチしている姿を見ると本当に導入して良かった。先行投資した分の元は十分に取れたと思っています。

ーアヴェダを活用した今後の展望をお聞かせください。

外谷　長野は畑が身近にあるので、アヴェダのオーガニック素材がどのように作られているかなど製品の背景について、お客様と日常会話の一つとしてお話しできる環境があります。

杉山　外谷は休日、畑仕事をやっているのですが、そういう美容師ってとてもいいと思うのです。スタッフが自然と対話しながらオーガニックの製品を使い、お客様におススメしていく。ALPHAはオリジナリティーの強い店としてずっと続けてきましたが、お客様も一緒に育ってきています。これからは東京一極集中ではなく、地方の時代。目の前のお客様を大事にして本物を提供していきます。

▲空になったボトルを植木鉢として再利用。 アースデイに15個程販売し、即完売でした