2017年にデビューし、“プレックス剤”という新カテゴリーを築き上げたといっても 過言ではないヘンケルの「ファイバープレックス」シリーズ。SAKURAYAでディレクターを務める黒木健一氏も同シリーズを活用することで、ブリーチを使ったデザイン提案を強化し、リピーターの心を掴んでいる一人です。サロンでの活用方法やお客様の声を伺いました。
SAKURAYA ディレクター
黒木健一氏
@ken.kuro_sakuraya
使い方を試行錯誤しながら
サロンワークの
あらゆる施術に活用中
—SAKURAYAのコンセプトと、黒木さんがサロンワークで心がけていることを教えてください。
SAKURAYAのコンセプトは“共感と優しさ”で、中でも僕が勤務していた「バースデイ」は”新しい自分に出会う”がテーマです。大きな変化だとドキドキしてしまうと思うので、20%ぐらいの新しさを必ず提案するようにしています。6月下旬に新店舗「ユニック」(東京都・立川市)がオープンし、そちらで店長を勤めさせていただいています。
—どのような技術を求めているお客様がいらっしゃいますか。
カットは僕を含め数名のスタイリストが小顔補正立体カットというディプロマが必要なカット技術を提案しています。このカット技術を目的に来店いただくことが多いです。次にカラーです。30〜50代の女性を中心に家族4世代で来店してくださるお客様もいるほど、顧客層が広いので、ファッションカラー、グレイカラー、ブリーチと幅広い薬剤を取りそろえています。また縮毛矯正やストレートの施術も人気です。

—カットの次にカラーが人気ということで、プレックス剤はどのようなシーンで活用していますか。
あらゆるお客様に提案しています。エイジングで髪の毛が細く柔らかくなっているお客様は通常の力ラーでも繰り返すうちにダメージが蓄積します。「ファイバープレックス」を使うことでハリコシを感じられるので、高明度のカラーだけでなくどんなお客様にもおすすめしています。
—幅広い方におすすめしているんですね。使用感はどうですか。
お客様からは「ダメージを感じなかった」という声を聞きます。これは「No.2 ボンドフィクサーN」の効果だと思っています。リニューアル後、特に効果を感じやすくなりました。「No.2 ボンドフィクサーN」が収れんを高めてくれるので、きれいな色みと艷が表現できます。また当店では三浴式のシステムトリートメントに組み込んでメニュー化しています。1剤を置き換えることで、残留アルカリにアプローチしながら、良い質感に仕上がります。
—「ファイバープレックス」はカラー以外の施術でも使いますか。
もちろん使っています。僕の場合は「No.1 ボンドブースターN」をパーマ2剤と組み合わせて使うことが多いです。1剤ではなく2剤と組み合わせることで、減力を避けることができ、パーマも狙った仕上がりにばっちりと持っていくことができて効率的です。

他にも「No.0 ボンドプライマー」はストレートの処理剤として使っています。まず前処理として、推奨される塗布量の1/4程度を使います。そして「No.0 ボンドプライマー」は熱を入れることで効果が発揮されるので、2液の塗布前に残りの3/4を使うことが多いです。

一度の施術でポジティブに変化
今ではデザインカラーの
リピーター多数
—「ファイバープレックスブリーチ」はどうでしょうか。
もともとブリーチメニューの比率はそこまで高くはありませんでしたが、「ファイバープレックス」がデビューしたタイミングでハイライト系のメニューを展開しました。しかし最初のカウンセリングで、お客様からは「ブリーチは傷むでしょう」という反応が強かったんです。なので、まずは目立たないところにシークレットハイライトを入れると白髪が気にならなくなるメリットを提案しました。体験したお客様は「思ったよりも傷まなかった」「白髪が目立ちにくくなった」と実感してもらえました。
そういったプリーチのネガティブなイメージに対して、「プレックス剤」という新しいカテゴリーを築いた功績は大きいですよね。「#脱白髪染め」という発信も多くの美容師に響いたと思います。
—顧客単価のアップもありましたか。
僕が入社した当時は8000円ぐらいからスタートしましたが、今ではブリーチや髪質改善を含めて技術売上が1万7000〜8000円に伸びています。店舗としても顧客単価が伸びていて、ここ数年は前年を割ることがありません。グループ全体でも、9000〜1万3000円ぐらいまで上がってきています。
—最後に新シャンプー&トリートメントはいかがでしょうか。
「バースデイ」では、“365日きれいを約束する”というサブテーマも掲げています。1〜2か月に1回来店していただいても、美容師が髪の毛に触れられるのは2時間程度です。次の来店までの期間はお客様次第なので、メンテナンスのためにも良い商品が必要です。そういう点で新シャンプー&トリートメントは「ファイバープレックス」のテクノロジーが搭載されている頼もしさがあります。トリートメントは放画時間が短くても質感が実感できるので、使いやすいですね。シュワルツコフと資生堂という大きな企業がタッグを組んで、今後もどのような商品が生まれるのか楽しみです!

ホームカラーではできない
“タテのカラー”でリピーターに
黒木さんのお客様のうち、ワンカラーで染める方はほぼ皆無。約半数がホイルを使ったハイライトやバレイヤージュといったデザインカラーが人気だそう。「ホームカラーをする人が多い工リアでもあるので、ワンタッチのカラーは自分でできてしまいます。ホイルを使ったり、タテにデザインを入れるカラーはセルフカラーではできないので、リピートの秘訣です」(黒木さん)。
SALON INFO
HAIR SALON UNIQUE
ヘアサロン ユニック
東京都立川市寿町2-4-9 YTMエテルナ3F
DATA
スタッフ数:7名
セット面:9面 シャンプー台:4台
BRAND INFORMATION
枝毛、切れ毛98.6%削減※。強さ、芯時代。
ファイバープレックスシリーズ
パウダーブリーチ 450g
クレイブリーチ 350mL


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