TOKYO BEAUTY CONGRESS 2018
松山優介 特別賞 受賞
数々のフォトコンテストでクリエイティブ作品を入賞に導いてきた フォトグラファー、松山 優介氏。 TOKYO BEAUTY CONGRESSのモデルカット全部門の作品から、 松山氏が「撮りたい!」と感じた作品を選出し、 フォトシューティングする松山優介 特別賞が本年度も決定しました!
見事、選ばれたのは、レディース部門モデルに出場した近藤 正大氏(DaB銀座)。 他、審査員賞(後閑 弘之氏)、 ベストカラーリング賞とトリプル受賞を獲得した近藤氏に 喜びの声をお聞きしました。
近藤 正大氏(DaB銀座)
――トリプル受賞おめでとうございます! その中で松山氏に選ばれた感想をお聞かせください。
いつか業界誌などで撮っていただきたいと思っていたカメラマンさんなのでとても嬉しいです。めちゃくちゃいい感じです! 自分でも月に1回、クリエイティブフォトの撮影会を行い、拙いながらもカメラに挑戦しているので勉強になりました。
——この作品のポイントを教えてください。
テーマは「ミクスチャーモード」です。ファッションズ・ナイト・アウトや東京でコレクションがある時期に表参道でこんな女性が歩いていたらカッコいいなと思えるヘア、ファッションを表現しました。今までTBCは5年程参加しているのですが、いつもピンクなど派手なカラーを使っていました。今回は、規定のテーマが「un・known」だったので、自分の中で違う雰囲気の作品を作りたいと考え、振り切ってモードに寄せました。モデルさんの顔立ちもキュート系は似合わないと思ったので、とことんクール系に。メイクもファッション性を出すために強めのラインは引かず、引き算でヌーディーにし、スタッズをポイントにしています。
——本番に向けて努力したことや苦労した点などあればお聞かせください。
衣装を自分で手作りしたこと。前日に全て作り直して、納得のいくまで作り続けました。普段はヘアに関して迷うことは少ないのですが、なぜか、今回は、「彼女に本当にフィットするヘア」は何なのか。せっかくなら、気に入って欲しい!全てお任せしますとの彼女の言葉の重みに、200%の結果で答えられるのかをギリギリまでずっと自問自答。それが、一番苦労しました。
——このコンテストに向けて、どんな練習を重ねてきましたか?
ウィッグで練習もしましたが、主にイメージトレーニングを繰り返していましたね。モデルさんの顔だけをトリミングした紙にデッサンをし、似合わせを考えたり、カラーのバランスを何度も練り直したり。あとは、時間内に終わるように切る手順を何度も頭の中でイメージしてから本大会に臨みました。
——今回の受賞経験からサロンワークに生かしていきたいと思うことはありますか?。
今、サロンワークでは、ブリーチ毛やハイダメージ毛に対してのパーマを研究しています。今回のモデルさんもブリーチを繰り返しているダメージ毛なのですが、パーマで柔らかい質感のカールを作り、刈り上げ部分の強いストレートと組み合わせることにこだわりました。サロンでもお客様に提供していけたらと思います。
松山 優介氏 審査コメント

審査をさせていただくのは今年で2回目になります。今回意識したのは、今まで撮ったことがあるモデルやInstagram等で良く見るモデルではなく、初めて見るモデルを意識して探し、自分が撮りたいなと率直に思った作品を選びました。メンズモデル部門にも気になる作品はあったのですが、結構、迷わず「コレだ!」と思いましたね。
この作品は女性でありながら凛とした強さがあり、とてもパンチ力があります。ジェンダーレスなヘアが無理やりな感じではなく、モデルにスマートにハマっているなと感じました。白いセットアップのスーツスタイルも黒系のファションが多い中で目を引く要素の一つになっていました。
ライティングは最初から決めていたのですが、すごくハマりが良く、いいフォトが撮影できたと思います。僕はファッションもヘアもメイクも引き算が好きなので、全体のバランス的にとても好きな作品でした。 近藤さんとは、機会があれば、是非また一緒に仕事ができたらいいなと思います。


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