——遠藤波津子グループの歩みについて教えてください。
当グループは明治38年、創業者の遠藤波津子が「美顔術」（今でいうフェイシャルエステ）という概念を提唱し、銀座に日本初の総合美容室『遠藤理容館』を立ち上げたことに始まります。現在は、美容室・エステ、婚礼・衣装の４部門を軸に美のトータルカンパニーとして今年、創業115年を迎えました。皇室など名家の御婚礼支度を承らせていただくなど、常に一流のお客様に選ばれるサービスを目指してまいりました弊社ですが、伝統に甘んじることなく、常に先駆者たれという創業者の想いは今も大切に受け継がれています。

——アヴェダ コンセプトサロンを出店するまでの経緯を聞かせてください。 　
ヘアビューティサロン『ハツコ エンドウ』は、ホテルや百貨店への出店を中心に展開。国内外より厳選したプロダクトを導入してきましたが、“オーガニックブランド”には力を入れてきませんでした。しかし、お客様の関心が高まっていることを感じ、まずはアヴェダ ファミリーサロンとして2016年に横浜髙島屋店に導入。続く日本橋髙島屋、ジェイアール名古屋タカシマヤに導入しました。今回の新店は、東急プラザ渋谷店と同時期の出店で、尚且つ弊社初のアヴェダ コンセプトサロンということもあり、外部からも期待の声をいただいています。

——互いのフィロソフィーやメソッドに相違はありませんでしたか？ 　
私たちには、初代・遠藤波津子から受け継がれてきた『Heart of Gold』というクレドがあります。Goldのように光り輝くおもてなしの心でお客様をお迎えし、真の美しさを提供するという、創業当時からの揺るぎない信念・行動指針です。確かに、弊社とアヴェダのフィロソフィーやメソッドをどう融合させ、お客様に提供していくかは一番の課題でした。しかし、本質的な部分では共通している部分が多く、融合したことで新たな気づきも多くありました。メニューに関して言えば、「スカルプ ケア」の一つに、アヴェダと私たちが培ってきたメソッドを融合したスペシャルコース（70分）を開発し、提供しています。相乗効果と言いましょうか、『アヴェダ コンセプトサロン』と『ハツコ エンドウ』のWネームで新しい空間のサロンづくりに取り組んでいきたいと思います。

——今後の期待値をお聞かせください。 　
ショップスペースにも商品購入目的のお客様が多く来店され、オープニングキャンペーンの一つとしてパドル ブラシ購入の方に刻印サービスを行ったところ、２週間で360本の売り上げがあり、手応えを感じました。新百合ヶ丘は、今後ますます発展していく地域だと思いますので、地域の皆様と信頼関係を築き、ご家族で何世代にも渡り、贔屓にしていただけるようなサロンを目指したいと思います。 アウトバスのトリートメントオイル「No.7」はOLAPLEX共通の特徴成分※配合でダメージ補修・毛髪強化ができ、髪に柔らかさを与えることができます。質感を楽しむオイルとは違い、かなり軽めの質感なので、カット等のデザインを邪魔せずにベースを整える用途として、ブリーチ等のハイダメージ毛や30、40代のエイジング毛のお客様にホームケアとして提案したいアイテムです。ドライヤーやヘアアイロン熱から髪を守るヒートプロテクション効果とUVプロテクション効果も持ち合わせているのでアイロンで巻く前に必ずつけていただくようお伝えしようと思います。